彼らとは日本に居た頃から何度か食事をしたり、彼らが休暇で家を空けた時は猫の世話に行ったり、私達の結婚式にも出席してもらったりの関係でした。
離婚の数か月前にも、2度ほど食事をする機会があり、1度はご夫婦一緒に4人で。
その時、元奥様が、妙に元ご主人の発言を先回りして、一人で話続けていたのが気になりました。彼に話をさせたくなかったのか、その日の彼女はとにかく饒舌。
物腰柔らかく、他人の話しを熱心に聞く印象の女性だったので、違和感をぬぐえませんでした。。。
2度目の食事は、元ご主人が出張で一人で私達のエリアに来た時。
割と物静かな男性なのですが、ボソリと"日本に居た頃の収入が恋しい、彼女(元奥様)には申し訳なくて"と、これまた気になる発言。
その数か月後に離婚。お子さん3人は彼女が引き取りました。
驚いたのは、離婚後に女性の方がFacebookで別れた男性の愚痴やら悪口を投稿し続けていた事。
彼女の言い分は、自分は学位を取りたかったのに、元夫は経済的な理由を挙げて、大学院に行かせてくれなかった。そして、元夫の言葉の暴力、威圧的な態度に自分は委縮した人生を送ってきた、云々。
実際の原因はわかりません。
離婚直後で冷静さを欠いていたのかもしれませんが、読むに堪えない内容がしばらく続きました。当時の彼女自身の写真も、険しい表情、私の知っている彼女とはかけはなれたイメージでした。
どうなっていくのだろう、、、と思っていたら、女性は逞しい。
実家に戻った彼女は、しばらくして希望していた学位を取り、それを活かした仕事にも就いたようで、その頃になると、自信に溢れた人生を送っている彼女の様子が伝わってきました。
更に、そうこうしているうちに、新しい男性と出会い、数年後に再婚、新たに二人のお子さんを授かったようです。
現在は幸せに溢れた写真がいっぱい。私の覚えている彼女です。
彼女の変化に対し、元夫の男性は。。。彼の近況もFacebookでを見ていましたが、どの写真からも、ほとんど表情の変化が読み取れませんでした。
その男性がポーカーフェイスなのか、女性が幸せと不幸に分かりやすく反応する人なのか、対照的な二人。
もしかしたら、そこが違い過ぎて、相容れなかったのかもしれませんが…。